テーマ:文芸

マリユスはダメ男か?①

 『レ・ミゼラブル』を読んでいて、ひそかに思ったことがあります。それは何かというと、  マリユスって、おらみてえだ。(爆)  マリユスは登場人物の中でも最も重要な一人で、ジャン・ヴァルジャンから「愛娘」のコゼットを託されるほどの青年なのですが、なぜかレミゼファンには評判が悪い。  特に女性からは、女心に鈍感な無神経男と叩か…
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『レ・ミゼラブル』のクロノロジーについて(続き)

 お暑うございます。  前回は、たぶんレミゼファンの皆様方におかれましても、「えーいめんどくさっ。そんなんどーでもええわ」と言われそうな話をくどくどと書き連ねまして、アクセス数も激減しているところであります。汗顔の至りでございます。   そこで、前回の続きです。(爆)  実は、夢酒の疑問は、ひょんなことからすべて解決しました。 …
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『レ・ミゼラブル』のクロノロジーについて

 およそ11ヶ月前に、夢酒が今度こそ最後まで読み通すべと、固い決意で『レ・ミゼラブル』の再読を開始した際、自己流の「年譜」を作りながら読み進めることを思い立ちました。これを鹿島茂氏の『百六景』と併読しながら実行してみると、時間はかかるものの俄然吸収が良くなり、また楽しみが増えて、どうしても完読せずにはいられない状況が作られたワケでありま…
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夢酒、レミゼのフォトブック仕様を買う

 お、おばんです。  ニワカレミゼ評論家の夢酒でがす。  51日も更新サボって申し訳ねえす。  あれからまた、ずーっと19世紀のおフランスさ潜伏してた・・・わけではねえす。  実はおら、この4月から村の大役押しつけられ引き受けちまって、したらとたんにお宮様のご神木が燃やされるやら町内会費の集金に手こずるやらゴミ置場の…
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夢酒、伊那へ蕎麦を食いに行く

長らく19世紀のお仏蘭西に滞在しておりましたところ じぇじぇじぇ (‘jjj’) おらのブログがひと月半も止まっちょるべ!(←どこの言葉じゃ) 某をやかたじゃあるまいし というか おら現代ジャポンへ帰りたくねぇ! そうは言うても 魔界小木村まで生存確認においで下さいました皆様 まこ…
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連隊長、レミゼ談義を続ける

「連隊長殿、前回から随分時間が経っちゃいましたけど、まだレミゼ談義を続けるおつもりですか?」 「おや、持ちかけたのはキミの方だったと記憶していますが。僕はいくらでもお付き合いすると申し上げた筈ですよ」 「映画もロングランを続けてますからね。じゃあ今回は右京さん、いや、連隊長殿の気が付かれたところを何でもいいですからお願いしま…
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連隊長、映画『レ・ミゼラブル』の名場面を選ぶ

「連隊長殿こんにちは」 「おー、よう来たのワレ。まあ上がって行かんかいワレ」 「そのセリフ、久しぶりです。ハードボイルド路線はどうされたんですか?」 「そんな昔のことは忘れたやんけワレ」 「ここんとこレミゼにどっぷり漬かっておられるようで。路線がわからなくなって来ましたよ」 「お前にはわからなくて結構。俺に…
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ジャン・ヴァルジャンは嘘つきか?

 某掲示板に「ジャン・ヴァルジャンは嘘つき」という書き込みがありまして。あ、映画の『レ・ミゼラブル』の話ですよ。  ジャン・ヴァルジャンはシャンマティユー事件のあと、捕まえに来たジャヴェルに「3日間の猶予をくれ。そうしたら戻ってくるから」と約束したのにそのまま逃げまくった。また下水道の出口でジャヴェルに出くわした時も、「1時間で戻る」…
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わがあしかよわく

  わがあしかよわく  けわしき山路(やまじ)   のぼりがたくとも  ふもとにありて   たのしきしらべに  たえずうたわば   ききていさみたつ  ひとこそあらめ               ――さんびか第百五十九 何年か前のクリスマス・イヴに老師様から送られてきたメッセージであります。 一度聞こうと…
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「すずかけ通り三丁目」のこと

「お客さん、どちらまで?」 「すずかけ通り三丁目まで行って下さい」 「すずかけ通り? すずかけ通り・・・」 「三丁目です」 「なにか、目印の建物が近くにありますか?」 「白菊会館の近くです」 「白菊会館ですか。あの近くならよく知ってますけど、そういう通りはないですよ」 「いいえ、あるんです。早く…
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『ごびらっふの独白』より

るてえる びる もれとりり がいく ぐう であとびん むはありんく るてえる 「連隊長殿、こんにちは」 けえる さみんだ げらげれんで くろおむ てやあら ろん るるむ かみ う りりうむ 「連隊長殿、何やってるんですか」 「ん?なんだ、ワレ来ちょったんか。今忙しいんじゃワレ」 「来ちょったんかじゃあり…
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国盗り!

一週間のご無沙汰でございました。 さてはあやつ、誕生日で力尽きて、ついに冬眠(≒永眠)しよったかと思われたかも知れませんが、実はまた戦国時代に行っとりましたのじゃ(笑) ところは美濃国。ガイドブックは司馬遼太郎さんの『国盗り物語』。 これがまぁ面白いのなんのって。 斎藤道三編(第1・2巻)、織田信長編(第3・…
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8月15日

「英霊」とか、「御霊(みたま)」とか、「散華」とか、普段は遣わない言葉が全国各地で乱発される日。 その意味は何であるかと、いちいち突っ込むほどオラ若くはない。 かといって、戦争犠牲者の「英霊」扱いを鵜呑みにするほどパーでもない。 要するに、つくづく中途半端なグダグダオヤジなのであります。 当地でも自治体主催の戦没者追…
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『戦争と人間』

8月には必ず思い出す映画である。 30数年前に見た『戦争と人間』(原作:五味川純平)で、昭和初期の新興財閥・伍代家の二男俊介は、死の商人として戦争政策に協力する当主の父親や開戦派の叔父に鋭く反発し、ヒューマンでリベラルな立場を貫こうと苦悩する。 北大路欣也さんが主役級の青年を見事に演じていた。父親役の滝沢修さんや、叔父役の…
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